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脾臓摘出後の、肺炎球菌ワクチン接種における保険適用について

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脾臓は、細菌と戦う免疫系の役割と、白血球や血小板といった血液成分を貯蔵する役割などがあります。
しかし、脾臓がなくても人間は生きていけるため、事故などで激しい損傷を受けた場合や、脾臓によって体に不具合を生じた場合(脾臓が大きくなる病気によって、周りの臓器を圧迫しているなど)は、脾臓摘出を行わなければならない場合があります。
しかし、摘出によって、感染を防御したり抗体を作ったりする免疫系の機能がある程度失われてしまいます。
また、脾臓は、肺炎球菌、髄膜炎菌、インフルエンザ菌といった特定の細菌に対して防御する機能があるため、脾臓摘出後は、これらの感染リスクが高くなります。
そのため、ワクチンの接種が推奨されます。

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近年、肺炎球菌ワクチン接種が増えている背景に、この細菌による肺炎は重症化しやすいことと、薬に耐性を持つ菌が増えてきたことがあげられます。
肺炎球菌ワクチンの接種は、基本的に保険がききませんが、脾臓摘出者のみ保険が適用されます。
脾臓がなくなると、他の臓器が防御能力を高め、脾臓の働きを補おうとするにもかかわらず、なぜ脾臓摘出者にのみ保険適用となるのでしょうか。
その理由として、肺炎球菌に感染しやすいだけでなく、感染した場合、重症化しやすいことがあげられます。
そして摘出後に重症化した場合、その死亡率は50〜70%にのぼると言われています。
この菌による肺炎の感染はワクチンによって予防できるので、脾臓摘出後は必ず摂取するようにしましょう。

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