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ステロイド治療を行なっている人の肺炎球菌ワクチンの影響とは

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肺炎球菌ワクチンは添付文書情報によると、ステロイドのような免疫抑制的な作用を持つ製剤の長期投与中、大量投与中の人では効果が得られない恐れがあり併用は注意することになっています。
つまりステロイドは肺炎球菌ワクチンになんらかの影響をあたえるのではないかと考えられています。
ですから、免疫抑制作用を示す治療をする予定がある場合は、少なくもも14日はあけてから治療を開始することが望ましいとされています。
ステロイドは免疫に影響を及ぼし、抑制する立場にあります、従って肺炎球菌ワクチンの免疫を獲得したいのにステロイドを使用していることで免疫が作りにくい、つまり効果が現れにくいという可能性があります。
しかしこの薬の投与を中止して6ヶ月以上経過すれば、薬による影響はうけないと考えられています。

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ではなぜ、日本呼吸器学会の「呼吸器感染症に関するガイドライン」で肺炎球菌ワクチン接種が望まれる対象者に、長期にわたって免疫低下をおこす治療を受けている人やステロイド全身投与を長期受けている人などがあがっているのでしょうか。
肺炎によって免疫機能が低下している高齢者など多くの人が死亡しています。
中でも肺炎球菌による肺炎が多く占めており、ワクチンの重要性が問われるようになってきました。
肺炎球菌には80種類以上の型がありますが、ワクチンでは23種の型に対応しています。
少ないように感じますが、この23種が肺炎球菌の感染症の8割を占めており、6〜8割に予防効果が期待されます。
そのために肺炎球菌による重症化や死亡のリスクが減ることを重視した結果、肺炎球菌ワクチン接種が勧められるのです。

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